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tv-game.com的 日本縦断ゲーセン紀行
36.雨にけむる北上川
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで\5,000(G千)。
国道4号線沿いにあるはずの、2つのゲームセンターのうち、 北にあるほうへ行ってみようと思う。 バスの時刻をチェックして、不便だったら行かないつもりだったが、 バスは30分に1本あった。花巻空港へ行くルートだったのだ。 10時14分のバスに乗り、4つめの似内(にたない)で下車する。 (ゲーム路銀 \4,050-\220=\3,830)。 JR似内駅とは別の場所にある。 確かに国道4号線沿いなのだが、ゲーセンは全然見あたらない。 降りしきる雨の中、国道4号をひたすら北へと歩く。 そしてもうあきらめかけた、2つ先のバス停・石持で、
ここはビリヤードやカラオケもある、複合アミューズメント施設だった。 ゲームは、プライズものや大型筐体、『麻雀格闘倶楽部』、 そしてビデオゲームも多い。ただし、対戦格闘ものがメインで、しかもけっこう人がいる。 今ここで対戦格闘ものを始めたら、即座に乱入されるかもしれない。 ……なので、『麻雀桃太郎』という麻雀ゲームをプレー。 リーチ。流局。テンパイ。……あれ、終わり? リーチ棒を出したため、持ち点が0になっていたのだ。 (ゲーム路銀 \3,830-\100=\3,730)。 帰りのバスの時刻を考えて、これでこの店を出る。無駄足になったがしようがない。 これ以上やると、マイナスがさらに増えそうだから。 11時9分のバスに乗る。 「このバスは、花巻駅前を経由して、北上駅前にまいります」 そうだ、これに乗っていれば、南側のセガワールドまで行けるんじゃないか? 行ってみる。
1階はプライズと大型筐体、2階はメダルゲームが中心。 ビデオゲームは1階の奥にあった。『ムシキング』の人気が高い。 『バーチャファイター4 Final Tuned Ver.A』をやってみる。 初見だけど、『バーチャファイター』シリーズには慣れているから、何とかなるはず。 6面クリアーし、7面のカゲに負ける。 再プレーして、今度は6面のパイに負け。 手数の多いキャラに弱かった私。 (ゲーム路銀 \3,330+\900=\4,230)。 雨は上がった。 瀬畑口バス停前に着いたのは12時8分。 次のバスは、……12時53分。 しまった。12時3分が出たばかりだった。 ……歩けるところまで歩いてみよう。
途方に暮れていたとき、たまたまバスが来た。 たった今通り過ぎたばかりの大町バス停まで走って戻り、 12時35分、バスに乗ることができたのだった。 40分、花巻駅に到着。歩いて大正解だった。 (ゲーム路銀 \4,230-\140=\4,090)。 もっとも、結局、朝の時点から\40しかプラスになってない。 朝から北上に行っていたほうが正解だったかも。 12時48分発の一ノ関行きがある。急いで切符を買って、2番線まで移動する。 701系2両編成。ロングシートは全部埋まっていた。 発車してすぐ川を渡ると、線路はひたすらまっすぐに。 左手にさっきのセガワールドが見える。間もなく家はまばらになり、田畑が広がる。 村崎野駅は製材所前。左に材木、右には工場。 再び田地になるが、すぐに住宅地に変わる。
北上川を渡ったところにある、北上展勝地に行ってみよう。 バスがあればいいのだが、あいにく本数が少なく、次が1時40分。 歩いて行く。
私はサトウハチローさんをぎりぎり知らない世代なのだが、 (私が2歳のときにサトウ氏は亡くなっている)、 『ちいさい秋みつけた』『悲しくてやりきれない』『かわいいかくれんぼ』 『うれしいひなまつり』『りんごの唄』といった歌が、全部サトウ氏の詩だと知り、驚いた。 さまざまなジャンルの歌に詩を書き、さらに童話やラジオドラマなども書いていたそうだ。 記念館には、仕事場の部屋が再現されているほか、遺品やレコード大賞の盾、 勲三等瑞宝章の勲章などを展示。 ユニークなエピソードも多く、私が物心つくまで生きててほしかったと思う。
入ってすぐの所に、北上市立博物館がある。これは1973年(昭和48年)からあった建物。 ここで北上市周辺の歴史を勉強できる。 なぜか入口に白蛇がいる。 そして、建造物保存エリアへ。旧菅野家住宅は、国の重要文化財。 奥へ進むと、南部藩と伊達藩の境界を示す塚が残っていた。 黒沢尻高等女学校の建物は、ここにある中では新しい洋風の建物だが、 それでも1927年(昭和2年)のもの。 内部は民俗博物館となり、さまざまな民具が展示されていた。
利根山光人(とねやま・こうじん)氏は、茨城県出身の画家で、 晩年、この場所にアトリエを構え、鬼剣舞や鹿踊りを題材にした作品を多く描いた。 この美術館では、抽象画や、佐久間ダム建設を描いたスケッチ、 そして鹿踊り、鬼剣舞をダイナミックに描いた作品が鑑賞できた。 さて、その利根山光人氏の壁画も飾られている、北上駅へ戻るとしよう。
美術館に電話。幸い、まだスタッフのかたがいらっしゃったので、 今来た道を逆戻りして、坂道を上り、利根山光人記念美術館へ。 傘は、傘立てにささったままだった。 美術館を出て、忘れ物に気づいた地点に戻るまで、往復16分のタイムロス。 北上市の観光情報は、北上市のサイトで見ることができる。
それからちょうど30分。4時55分に北上駅へ着いた。 今日はこの後、2つ先の金ヶ崎駅で降りて、駅前にあるというゲーセンに行くつもり。 時刻表を見る。上り電車は、……4時56分。もう出てしまった。 次は、……5時57分。 東北本線とはいえ、北上から先は、列車本数が減っているのだ。 傘さえ忘れなければ、4時56分の電車に間に合ったのに。 今日は東京へ帰らなくてはならない。 5時57分の電車に乗って金ヶ崎へ行き、戻って北上から8時38分の新幹線に乗れないこともないが、 東京に着くのがかなり遅くなってしまう。 今日はここまでにして、5時54分のやまびこで東京へ帰ろう。 その前に、今朝ロッカーに預けた荷物を取らなければ。 ロッカーは西口、今いるのは東口。 ……地下道をもうひと歩き。
禁煙席の切符が取れなかった。 混雑する中で窮屈な姿勢になると、また具合が悪くなりそうなので、 普通指定席でも自由席でもなく、グリーン席の切符を買う。 \4,000の追加出費。これはゲーム路銀から引かれないから、まあいいか。 売店で、前々から気になっていた、 「新幹線トレインジャー」テーマソングのCDを買う。 やまびこ66号は、はやてを通過させた後、発車。 車内で前沢牛めし弁当を食べる。考えてみれば、昼ごはんも食べずによく歩いたもんだ。
\3,860 今回のルート ![]() 花巻市のホームページ 北上市のホームページ JR東日本盛岡支社 次回、「日本縦断ゲーセン紀行 37.岩手編(9)」では、 大河ドラマの世界にタイムスリップ? 「日本縦断ゲーセン紀行 35.岩手編(7)」に戻る tv-game.comタイトルページに戻る |
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